生 産 者 の 声 Producer
産地の声をお届け。 生産者のこだわり、 作物に込めた思い、 美味しさは目に見えないからこそ、 生産者の声としてお客様に届けます。
商 品 生 産 者
奥山 聡
Satoshi Okuyama
泉菜株式会社 代表取締役社長
1965年山形県新庄市出身
2005年に地元の就農者と共に「新庄市泉田さといも生産組合」を設立。
泉田さといもを中心とした6次生産化、「いものこフェスティバル」などの活動は多岐に渡った。
2016年に泉田さといも、長ネギを生産する農業生産法人を設立。
持続的な農業経営を目指し、現在も現場での農作物の生産と経営に取り組んでいる。
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生産者としてのこだわり
私は、この新庄市で50年あまりの月日を過ごしてまいりました。
新庄市は二つの山に囲まれた盆地で、夏は暑く、冬は豪雪地帯というとても作物の生産に適した土地とは言えません。
しかし、新庄市が産んだ作物はどれもそれらの気候を乗り越え生産された作物ですので、甘みや食感も他の土地とは一味違います。
私は土に強いこだわりを持ち、創業から5年経った今でも最高品質の作物を消費者に送り届けるため、日々土の研究を重ねています。 -
他品種にはない強み
我々が生産している泉ノ葱は東京都の在来種であります。
泉ノ葱は他の品種に比べ、太さが2倍近くあり、食感は芯が飛び出るほど柔らかいです。
東京の在来種をなぜ山形県で生産しているのか、在来系という他の誰もこの土地で作ることができない品種を最高品質として生産することに大きな意味があり、 そして私自身もこの葱の味、食感をとても気に入っているからです。 -
こういう人に食べて欲しい
料理の脇役としてのイメージが強い葱ですが、弊社の作物は、汎用性が非常に高く、料理のメインとしても、脇役としてもお使いいただけます。
一口食べたら他との違いがわかります。まずは味わってみてください。
生産者と同じようにこだわりを持った、量販店や料亭で働く方々、そんな方達とこの作物を使い、最高の食事を一緒に作っていけたらと思います。 -
今後の栽培方針
今後は、ネギの生産量を拡充するべく畑地を拡充していきます。
また、この新庄市のような地方は農業が活性化しないと地域の活性化は見込めません。
そのため新たな販売方法は必要だと考えました。
今回ECサイトをオープンしたのも、この思いを形にした結果です。
「農業」と聞いたときの人々のイメージをもっと面白く、興味がある職業にしたい。
そんな思いを持ちながら、若い力も借り、事業の拡大を図ります。